社会保険労務士試験の難易度は??
社会保険労務士の受験資格は、学歴によるものと資格によるものの2つに分かれます。
学歴によるもの
4年制大学で一般教養科目の学習が終わった方(在学中の人も含む)
、大学(短期大学を含む)において、62単位以上を取得したもの
短期大学又高等学校を卒業したもの
就業期限が2年以上で、かつ、過程の終了に必要な総授業時間数が1,700時間以上の専修学校の専門課程を終了した方
以上が対象となります。
資格によるもの
司法試験予備試験に合格したもの
行政書士となる資格を有している方
以上が対象となります。
したがって、高卒の方は、受験資格のない行政書士の試験を受験して、行政書士の資格をとって、受験資格を得るというやり方があります。
社会保険労務士の試験日は、年に1回で、8月の下旬の日曜日になります。
試験科目は選択式と択一式に分かれます。
選択式
言葉の穴埋め問題、択一式は、5択択一になります。
選択式は40問ですが、労働基準法3問、労働安全衛生法2問、労災保険法5問、雇用保険法5問、健康保険法5問、厚生年金保険法5問、国民年金法5問、労働一般常識5問、社会保険一般常識5問となっています。
択一式
択一式は70問ですが、労働基準法7問、労働安全衛生法3問、労災保険法7問、労災保険徴収法3問、雇用保険法7問、雇用保険徴収法3問、健康保険法10問、厚生年金保険法10問、国民年金法10問、労働一般常識5問、社会保険一般常識5問になります。
試験の難易度ですが、平成25年が合格率5.4%で、狭き門になっており、合格ラインは、難易度にもよりますが、7割前後といわれています。